ココロを自由にするブログ ~自信を育て、しなやかな自分を創る~

不安に振り回されず、自由に生きる。3度の休職を乗り越えた筆者が考える、心の自由を手に入れ、幸せな人生を歩むための、考え方と行動のヒント集。

自分に必要な"ミニマム睡眠時間"を知る

30歳を迎えて、最近ようやくわかったことがあります。

それは「自分に最低限必要な睡眠時間」です。

気づくのが遅い気もしますが、実は、自分の"ミニマム睡眠時間"をはっきり把握している人は意外と少ないような気がします。

きっと、
・◯時間は寝るという明確な基準はない
・慢性的に睡眠不足がちだけど、仕事や付き合いで帰りが遅くなるときもあるし仕方ないと思っている
・仕事が休みの日は遅くまで寝てしまう
という人が多いんじゃないでしょうか。

 

 

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"ミニマム睡眠時間"に気づいてからの変化

僕の場合は7時間を切るとガクンと回復度合いが落ちることに気づきました。 

これまでは周囲の真似をして短時間睡眠のハードワーカーになろうとしてみた時期もありました。
でも結局、日に日に疲れが溜まり、少し休んだくらいでは心身が回復できないほどまで疲弊しきっただけでした。 

3度目の休職で睡眠の重要性と、「自分は思っていたより長く寝ないと持たないタイプだ!」という事実に気づき、9月に復職した後、毎日必ず7時間以上は寝るようになってからは土日の疲労感がかなり違います。

以前は土日に全く動けないくらい疲弊しきっていて、どんなに工夫して回復に努めても翌週に疲れを持ち越してしまっていたのが、この1ヶ月は週単位で比較的疲れを清算できている感覚があります。

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自分に必要な"ミニマム睡眠時間"を見つけるためのポイント

とはいっても、自分に必要な"ミニマム睡眠時間"を見つけるのは意外と難しいです。

それは、心身の調子は睡眠だけでなく精神的ストレスや体内のバイオリズム等、他の様々な要素に影響を受けて左右されるものだからです。

そんな中でも、僕は2つのことに気をつけて「7時間」という水準に気がつくことができました。

①他人の睡眠時間と自分の睡眠時間を比較しない

 一つは、他人との比較をやめることです。
誰の身の回りにも、毎日寝る間も惜しんで働いていながらエネルギッシュな人がいると思います。
彼らに生活リズムを尋ねてみると、「よくそれで体が持つな」と思いつつも、「この人を見習ってもっと仕事に打ち込まなければいけないんじゃないか」と不安に駆られることもあるかもしれません。

ですが、"ミニマム睡眠時間"は一人ひとりまったく違います。
一日2,3時間しか寝なくても働ける「ショートスリーパー」と呼ばれる人もいますが、それはごくごく稀なケースです。

睡眠時間を長く取らないと回復できない人ほど、損をしている気持ちになったり、寝ている時間をもったいなく感じてしまったりするかもしれませんが、

いざ体を壊してみると、それがまったく的はずれな考えであることに気づくと思います。笑

周りは気にせず、自分自身のことだけを知ろうと心がけたいところです。

 

②体の感覚に神経を集中して、自分の疲れ度合いと睡眠時間の関係を知る

僕たち現代人は、起きている時間の中で体の感覚に集中している時間が極めて少ないです。

ほとんどの時間は、何かの情報に触れ、それを処理したり思考を巡らせたりすることで忙しくしていて、常に気が散っています。
そんな状態では、体の疲れ度合いを正確に知ることは難しくなります。
疲れて何もする気が起きなくなったり、体調を崩したりして初めて、「思っていたより疲れていたんだな…」と悟なんてことも…。

そうなる前に一度、TVやスマホ、人との会話などの情報を中断して、ベッドに横になってみてください。
その状態で目を閉じ、全身の力を抜いて、自分の体の感覚に耳を済ませてみます。
そうすると、大抵の場合「あれ?思っていた以上に疲れているな」と感じるはずです。

日中の活動量や睡眠時間は、そのとき感じた疲れ度合いに合わせて組み立ててみると無理がないと思います。

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まとめ

残念ながら十分な睡眠をとることで心身の健康は保てる!というほどシンプルではないのですが、
「睡眠時間」というコントロールが可能な要素を改善していくことで、確実に心と体にはプラスの影響があるはずです。

若いうちは多少寝不足でも無理がきくかもしれませんが、無理のしすぎは何一つ良いことがありません。(ホントに)

健康が手元にあるときだからこそ、ぜひ自分の体に質問してみてください。

「この体に最低限必要な、"ミニマム睡眠時間"は何時間ですか?」

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