ココロを自由にするブログ ~自信を育て、しなやかな自分を創る~

不安に振り回されず、自由に生きる。二度の休職を経験した筆者が考える、心の自由を手に入れ、幸せな人生を歩むための、考え方と行動のヒント集。

自己否定が止まらない人にかける言葉② ~「私は絶対にあなたに失望しない」~

過去のエントリーで、自己否定が止まらない人には“being(存在そのもの)”を肯定すること、相手を正解・不正解の枠組みで裁かないことが重要だと書きました。

yudaism.hatenablog.com

 記事の中では、具体的に相手にかけると良いおすすめの言葉として
「私にとっては、あなたが生きていてくれるだけで十分だよ」
「仕事の評価と人間としての価値はまったく無関係」
「生きているだけで100点だよ」
「仕事でいくらうまくいかないことがあっても、人間としての価値は一切変わらないよ」
などを挙げました。

今日は、自己否定が止まらない人にかけると効果的な、新たな言葉を紹介したいと思います。


キーワードは、「失望しない」

 結論からいきましょう。
かけるべき言葉は、
「あなたがどんな風になろうと、何をしようと、私は絶対にあなたに失望しない。」
です。

「あなたは何をやっても私を失望させることはできない。」
などでもいいと思います。

ポイントはやはり、“being(存在そのもの)”を肯定することです。
以下、詳しく解説していきます。


「自己否定」は「失望される恐怖」から生まれる

そもそも、自己否定に走ってしまう人は「相手を失望させること」に強い罪悪感や恐怖心を抱いています。
彼らにとって、「ガッカリした相手の顔」を見ることほどつらいものはありません。

そう感じるのは、幼少期に周囲の大人から過度な期待を課せられてきたからです。

「なんでこんなこともできないの!」
「なんでこんなに簡単なこともわからないの!」
など、答えようのない責められ方をしたとき。

直接言葉で言われなくとも、
「子どものテストの点数を見て、親が心底ガッカリした顔をする」
など、親の期待に応えられず、親を悲しませたとき。

全力を尽くしても大人の期待に応えられなかったとき、子どもは大人の失望した顔を見てひどく傷つきます。

-自分の持てる力をすべて出したのに期待に応えられなかった。-
その事実に直面したとき、成熟した大人なら自分の「行動」を反省することができますが、子どもはそうはいきません。
「大人の期待に応えられなかった自分」という「自分の存在そのもの」を責め、罪悪感を抱いてしまうのです。

そのつらい思いから逃れるためにどうするか?
子どもは、必死に親の期待に答えようと頑張るんですね。
だからこそ、必死に頑張っても期待に応えられなかったとき、自分を否定する以外に感情の向けどころがないのです。
想像するだけで、かわいそうなくらい辛そうな状態ですよね。


大切なのは、「失望される恐怖」を与えないこと

ではなぜ、親は子どもに「失望」してしまうのか?
人は他人に「失望」してしまうのか?

それは、相手に何かを期待しているからです。
言い換えると、自分が期待する特定の“doing”に相手が応えてくれないからこそ、相手に「失望する」わけです。

こちら(たとえば親)が「失望」したのを見て、相手(子ども)はとても自分自身の“being(存在そのもの)”を愛されている」とは感じられません。

だからこそ、「あなたがどんな“doing”をしようとも、決して失望しない」と伝えることで間接的に相手の“being”を愛しているということを伝えることが重要になるのです。

別の観点から説明すると、
ーーーーーーーーーーーーーー
①こちらが相手に期待する

②相手が期待に応えられない

③こちらは失望する

④相手は自分自身を責める
ーーーーーーーーーーーーーー
という自己否定の流れの中で、①を断ち切るということです。

相手に特定の“doing”を期待せず、“being”そのものを認めることができれば、相手は
・失望される恐怖
・相手の期待に応えなければ受け入れてもらえない恐怖
・相手の期待に応えられるかどうか常に緊張するストレス
・「相手の期待に応えられない自分」を責めるストレス
などから開放され、次第に「無条件で自分は愛される」と感じることができるようになります。


自己否定の癖は、ポジティブな体験の蓄積によって解消することができる

自己否定癖の強い人の中には、
・“being”を肯定されてもしっくりこない
・“being”を肯定されても、「どうせ本心では失望してるんでしょ」と思ってしまう
・とはいっても「期待に応えられていない自分ってダメじゃん」と自分自身が思ってしまう
という人もいるでしょう。

仮に他人が自分に何も期待しないで“being”を愛してくれていたとしても、
それまでの体験の積み重ねで自分が自分自身に無意識に高い期待を課してしまったり、他人の表情から無意識に「期待らしきもの」を読み取ってしまったりすることもあると思います。

それは、その人がそれまで「周囲から長年、かなりの高い期待を背負わされてきたこと」の表れであり、まったく自然で、無理もないことです。

安心してください。
どんな否定的な記憶も、それに勝る肯定的な記憶を上書きすれば消えていきます。
100回傷ついたら、101回愛されればいいのです。

だから、自己否定が止められなくて苦しんでいる相手に関わるときは、たとえすぐに変化が表れなくても根気強く“being”を認め続けることが大切です。

何度も何度も繰り返しているうちに、必ず相手自身が、自分の“being”を少しずつ肯定できるようになっていきます。


まとめ

今回書いたことは、実際に私自身が友人にしてもらって絶大な効果を感じ、
そして私も自己否定に苦しむ友人に実践してみて効果が表れた方法です。

たくさん傷ついてきた人ほど効果が表れるまでには時間がかかりますが、
長期的な視野を持ち、必ず相手の心が楽になると信じて、続けてみてください。

幼いころ「ありのままの自分」を愛されなかったからといって、大人になっても自分で自分を愛することができないとは限りません。

どんなに苦しい環境で育ったとしても、人間のもつ意志の力で、人は必ず自分の心を自由にすることができる
と、私は信じています。

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