全身の力を、意識的に抜いてみる
今日は短めのお話。
日常生活で、無意識のうちに体に力が入ってることってありませんか?
少なくとも僕は、特に仕事中などは全身に力が入っています。
きっと多くの人はそうなんじゃないかと思います。
情報に敏感にアンテナを立てて、常に情報処理モードで頭が思考している状態は、一種の緊張状態です。
呼吸が浅くなり、思考に影響を与えやすい視覚・聴覚が過敏に働いている現代人の状態は、原始の時代に外敵から身を守ろうと緊張状態に置かれていた人間に近いものを感じます。
最近つくづく感じるのですが、この「自己防衛」とも言える緊張状態、ものすごく疲れるなあと。
特に、すぐ身近に攻撃的で苦手なタイプの人がいたりすると、この緊張状態は強くなり、時間が経つほど消耗も激しくなります。
仕事中に限らず、ネットやTV、スマホを通じて絶えず情報に触れ続けている現代人はきっと、無自覚なだけで、四六時中緊張状態にあるのではないかと思います。
意識的に、緊張状態を解く
そんな緊張状態から来るストレスを解消する方法を、最近見つけました。
シンプルですが、「呼吸に合わせて、意識的に全身の力を抜いてみる」という方法です。
僕はこれを、
・寝る前
・シャワーを浴びているとき
・食事中
などにやっています。
やってみて感じたのは、
①何もしていないときでも、体は無意識に緊張していること
②思考を回しているときほど、体に力が入っていること
③意識して力を抜くと、それだけで休まる感覚があること
の3つです。
特に③はその効果に驚きました。
おかげで、寝る前に実践すると驚くほど寝付きがよくなります。
体と心はやっぱりつながっていて、こうして体を先に緩めることで、自然と心もリラックスできるんですね。
また別の記事で書こうと思いますが、この方法は「自律訓練法」という、自律神経の働きを回復させるトレーニングとも通じるところがあるそうです。
簡単な方法ですが、効果は絶大なのでぜひ試してみてください。