言の葉
「言葉」というありふれた響きが、
「言の葉」と形を変えた途端、はっとするのはなぜだろう
「言」の「葉」ー。
「葉」という響きの中にある、風に乗ってひらひら舞い落ちるような儚さと美しさ。
人は、言葉を通して考え、感じる。
人は、自分の気持ちを言の葉に乗せて、人とつながる。
みんな、感情の数ほど言葉は持ち合わせていないけれど、
持っている言葉の中から「これかな?」と思う言葉を選んで声に出す。
-自分の気持ちを伝えたい-
そんな純粋な想いを届けてくれるのが「言の葉」なんだ
相手に自分を刻みつけようと発せられる、必要以上に強い言葉が、世の中に溢れてる
言葉の強さの絶対値は、そのまま人の心を表してる
強すぎる言葉に触れるたび、私の心にはしとしとと雨が降る
批判されたっていい。響かなくたっていい。
忘れ去られてしまいそうに繊細でも、相手を包み込むような優しい言葉を使いたい
大切に、慈しみたい
自分の気持ちも、それを乗せた言の葉も、そして目の前にいる人も