このブログに込めている想い
久々の更新。
実は今年の1月から本格的に仕事に戻る訓練をしている。
以前の記事で休職経験があることは書いたが、まさに今二度目の休職の真っ只中。
久しぶりの投稿ということもあるので、今日はこのブログを書こうと思ったきっかけや、それを通じて僕がありたい姿についてざっくばらんに書いてみる。
ブログを書こうと思った一つのきっかけ
僕が社会人になって最初に心を病みかけたときは、まだ「休職」という仕組みがあることを知らなかった。
その後、物理的に会社に行けないような状態になって初めて「休職」の存在を知ることになった。
でも、仕事に復帰してみてわかったのは、心を病んで休職まで追い込まれた人は身近にいたとしても、そこから社会に復帰した人に詳しい話を聞く機会はそうそうないということ。
仕事を離れている間、何を考え、どんな風に過ごしていたのか。
なぜ仕事に来れなくなってしまうのか。
どんな風に治療して、仕事に復帰するに至ったのか。
再発する危険はないのか、などなど…
休職経験がない人がこうした素朴な問いを思い浮かべても、その答えが得られることはほとんどない。
誰しも「下手な質問をして、仕事に復帰した人の心に傷を負わせてしまったら・・・」という不安を感じるからだ。
聖域に足を踏み入れてしまうような危険を感じて、誰も聞けない。
だけど一方で、こんなに重要な問いはないと思う。
休職未経験の人が経験者の話を聞いて、仕事復帰後の彼らに関わるヒントを得たり、自分と彼らの違いや多様性を認めるきっかけにすることはできる。
きっとお互いに、話をする前よりも少し相手にやさしくなれる。
とすると、この問いに答えることは、とても価値あることなんじゃないか?
とはいえ、休職した人にとって、自分の体験を発信することは「理解されないで傷つくリスク」と常に隣り合わせでもある。
それはとてもハードルが高い行為なのだけど、僕は包み隠さずすべての情報をシェアしたい。
すべての人に理解されなくてもいい。
受け取ってくれる人が一人でもいれば、いいなと思う。
そう思って、あらゆるテーマについて考えた自分の思考の足跡を記録しようと思ったのが、このブログを書こうと思ったきっかけです。
僕が理想とする“あり方”
これまでの記事を読んでくれた人にはわかるかもしれないけど、今回のエントリーから試験的に丁寧語をやめてみることにした。
そのほうが、自分が素直に思ったことをパッと文章にできるし、何より自分らしさがより表現できる気がしたから。
といっても、「丁寧語を使う」と決めてこれまでそうしてきたのにもそれなりの理由がある。
僕が一番避けたいのは、
・上から目線で
・自分の考えが絶対に正しいという壮大な勘違いのもと
・他者との考え方や価値観の違いを認めずに自分の考えを押し付ける
ような人になることだ。
逆に言えば、これらをすべて裏返したような謙虚でフラットな人でありたくて、読んでくれる人への尊重の気持ちを表現するため、自分が傲慢にならないために、丁寧語を使うことにしていた。
しかし最近、言葉遣いに関係なく傲慢な人は傲慢だし、謙虚な人は謙虚だということに気がついた。
フランクな言葉遣いでも他者を尊重していることが伝わる人はいるし、そういう人は逆に敬語を使うと「その人らしさ」が失われてしまったりする。
僕の「らしさ」が出るのがどういう態度を取るときなのかはまだわからないけど、これからは思ったことを素直にサッと書けることを最優先に、また気軽に更新していきたいと思います。