「自信」という言葉の曖昧さ
「自信」を持つこと。
これは多くの人にとって興味深いテーマだと思います。
私自身も、自信が持てないことで苦しんだ経験が数えきれないほどあります。
でも、手当たり次第に自信に関する本を読んできた今思うことは、
「自信の定義は人によって様々。本の著者は、特定の領域について、特定の確度から“独自に”自信を定義している。」
ということ。
なので、私からすれば、
「いやいや、あなた(=本の著者)、僕からしたら元々自信がある人でしょ!」
と言いたくなる本もたくさんあります。
つまり、自分のニーズに合わない書籍もたくさんあると思うんです。
「とにかく成功体験を積めば、次第に自分はできる、という自信がついてきます」
100%とは言いませんが、僕からするとこんなのはほぼ嘘っぱちです。
なぜなら、この種の方法で身に付けた自信は、何かできないことにぶつかったときにポキッと折れてしまうことがあるからです。
私は、自信にはいくつかの階層があると考えています。(詳細はまた別記事でまとめます)
上記の自信は、その中でも最上部の上澄みにあたる、比較的身に付けやすいものだと思います。
私自身を含め、自信がなくて苦しんでいる方には、自分の階層に合った「自信」についての書籍を選ぶことが大切なのではと思います。
「自信とは何か?」
「どうすれば自信を身に付けられるのか?」
については今後もこのブログで取り上げ続けていくつもりですが、
コミュニケーションの相手がどんな人であろうと、
どんな環境に置かれようと、
どんな事態に直面しようと、
他人から非難されようと、
何があっても決して揺らがない、しなやかで強い自分への信頼を身に付けられたら素敵ですよね。