ココロを自由にするブログ ~自信を育て、しなやかな自分を創る~

不安に振り回されず、自由に生きる。3度の休職を乗り越えた筆者が考える、心の自由を手に入れ、幸せな人生を歩むための、考え方と行動のヒント集。

キャリアコンサルタントの資格を取りました

3ヶ月ぶりの更新。
この数ヶ月も激動でした。
働きながら頻繁にブログを更新している人って本当にすごいと思う。
どれだけ高出力のエネルギー炉持ってるんだ…と思ってしまいます。

忙しいときって、充実しているなと感じる一方で、ここに書きたいような心の声がどんどん聞こえなくなっていくような感覚があります。
私の場合「心の声が聞こえる度合い」と「幸福度」が結構比例するので、いかに心の声が聞こえる状態をキープするかが重要命題です。

と、いきなり話が逸れましたが、先日キャリアコンサルタントの資格を取りました。

www.jcda-careerex.org

今日は自分自身の整理も兼ねて、今後やりたいことを言葉にしてみます。

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①私の原点となった本

私が大学生のとき、世間で「インターンシップ」という言葉が使われ始め、大学に就職予備校のような役割が生まれました。キャリア教育が始まったのもこの時期です。

私自身もベンチャー企業での長期インターンに参加し、就職活動に向けて「働くってなんだろう」とか、「自分に向いている仕事ってなんだろう」と考え始めたとき、こんな本に出会います。

「ライフワーク」で豊かに生きる (サンマーク文庫)

「ライフワーク」で豊かに生きる (サンマーク文庫)

 

親から「仕事とは嫌々やるもの、その対価として給料をもらうもの」と聞かされていた私には、「ライフワーク」という概念は衝撃的でした。

ライフワークとは仕事を指すとは限らず、生き方そのものを表す概念だという説明にも自分の中にストンと落ちるものがありました。(親に紹介したところ、「理想論だ!」と一蹴されました。笑)

この本がきっかけになり、今日まで、「人と仕事の結びつき」に強い興味を持って働いてきました。

現実に経験するどんな仕事も、私にとっては「自分」と「仕事」の双方を分析するための材料でした。

最初は「自分に向いている仕事ってなんだろう」というから始まった問いは、いつしか「人が一番輝く瞬間ってどういうときだろう」という問いに変わっていました。

気づいたら、主語が「私」から「人」に広がっていました。
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②個人的興味の先に目指したい世界

人には、仕事に限らずそれぞれ一番輝く瞬間、心のもっと奥の、魂レベルで「楽しい!」と感じる瞬間があるような気がしていて、

そういう時間をなるべく多く過ごして自分も周囲も幸せな生を生きたい、というのがずっと持ち続けている私の想いです。

仕事とか働くことというのは「生」に直結する営みです。
その時間を自分自身が輝くものにできたら、きっと豊かな人生になるはず。

そんな時間を自分自身も過ごし、人にも過ごしてもらうためには、「人」と「仕事」の両方への理解を深める必要があると感じていました。

そんなことを考えながら人材業界で働いていたとき、それまで民間資格だった「キャリアコンサルタント」が国家資格になりました。

勉強するだけの時間と資金、自分自身の成熟度が整ったと感じたときに勉強を始めよう、と思いながら、やっと勉強を始められたのが昨年の9月です。

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③直近の問題意識

ここから先は完全に私の個人的意見です。
明確な根拠に基づくというより、キャリアコンサルタントの勉強をする中で肌で感じた感覚的な話になりますが、今後はこれまで当たり前だった企業勤めの働き方が崩壊し、一人ひとりが持っている知識やスキルがより一層問われる時代になっていくはずです。

少子高齢化、労働力減少を背景に、企業は理想的な人口ピラミッドの維持ができなくなり、年齢に関係なく優秀な即戦力人材を求めるようになっていくと思います。
労働者の目線で見れば、年齢が転職のハードルにはならなくなる一方で、これまで以上にシビアに「あなたは何ができるのか」を問われることになります。

企業の人件費負担を増大させる退職金制度は、今いる従業員の反対の声に押されてすぐに撤廃されることはなくとも、徐々に縮小され、いずれ全廃されるでしょう。

これまでと同じように企業勤めをしても過去の世代よりも給与や退職金が減っていくのだとしたら、個人として副業をしながら生計を立てようという機運はさらに高まっていくはずです。

そうなると、労働者としてはパラダイムを180度変える必要に迫られます。
これまで会社の要求に応えれば成り立っていた生活が、自分起点で「何を仕事にするか」を考え、形にしなければ維持できなくなるからです。

そんなときに、仕事と個人をつなげ、時代に即した多様な働き方を実現する支援者が必要で、キャリアコンサルタントはその一つの形です。

キャリアコンサルタントを増やそうとしている厚労省の回し者でもなんでもないのですが、今後、働き方の多様化、組織ベースから個人ベースに仕事の移行が進んでいく中で、そうした時代の変化を先端で感じ取り、人と仕事について学び続けて、「働く」という側面から人の役に立ちたいと思っています。

仕事や働き方の先行きが見えない時代だからこそ、先に書いた、“人がそれぞれ一番輝く瞬間、心のもっと奥の、魂レベルで「楽しい!」と感じる瞬間”を追求して人と関わっていきたいと考えています。

具体的な行動は、これから情報収集をしながら絞り込んでいくつもりですが、一つだけ決めているのは、「目の前の個人に全力で寄り添おうとする、誠実な存在でありたい」という信念です。

ビジネスという合理・効率の世界と、人間という非合理・非効率な存在との間で揺れ動きながらも、常に人間の側に根を下ろす存在として、自分と他者に関わっていきたいと思っています。

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