ココロを自由にするブログ ~自信を育て、しなやかな自分を創る~

不安に振り回されず、自由に生きる。二度の休職を経験した筆者が考える、心の自由を手に入れ、幸せな人生を歩むための、考え方と行動のヒント集。

人と「適切な距離感」で付き合う

付き合う相手に応じた、「適切な距離感」というものがあると思う。

誰でも他人に触れられたくない絶対領域(悩み、内面の問題、過去の体験など)を持っていて、そこに足を踏み入れられないように自分を守っている。

その絶対領域の広さは人によって様々で、またその人が付き合う相手によって絶対領域の広さ(どこまでなら足を踏み入れられてOKか)は変動するような気がする。

たとえば、世の中には「この人は自分のことを随分オープンに話すなあ」と感じる人もいれば、「なかなか本音を見せてくれないな」とか「自分のことを話してくれないなあ」と壁を感じる人もいる。
でも、一見他人との間に壁を作りがちな人でも、心許せる友達には自分の内面的な悩みを話せたりする。

こうした絶対領域を侵害し合わないように付き合うのが、「適切な距離感」を保つということだと思う。

人間関係の問題の中には、「適切な距離感」を保てなかったことによって起こるものがあって、それらはたいてい、距離感が遠すぎることではなく、近すぎることによって起きることが多いんじゃないだろうか。

今日は、相手と自分の絶対領域を知り、人と適切な距離感で付き合うためのヒントについて2つの視点から書いてみたい。


視点①:人から距離を詰められすぎないための方法

必要以上に人から距離を詰められたり、こちらの気持ちを理解しないまま乱暴なことを言われたりして傷ついた経験はないだろうか。

もし思い当たる経験がありそうなら、次の問いについて考えてみてほしい。
「過去に戻れるとしたら、その人と適切な距離を取り、傷つけられないためにどんなことができただろうか?」

あくまで僕の考えだけど、そんなときの対処法は2つあると思う。
(どちらの方法も、実際に試してみて効果があった)

一つは、その人とあまり付き合わないこと。
もう一つは、「あなたに○○と言われたことで私は傷ついた。本当はもっと○○してほしい。」など、距離が近すぎたことで自分が不快に感じた事実を率直に伝えて相手に距離を取ってもらうこと。

個人的には、まずは後者を試してそれでも解決しないようなら前者を取るのが良いと思う。

ただ、後者の方法はとてもエネルギーがいるし、第一非常に難しい。
まずは自分が感じたことを把握できないといけないし、それを言語化する作業も必要。
言語化したものは相手に伝わりやすい形に整理・変換する必要もあるし、実際に面と向かって相手に伝えるための勇気もいる。
そう考えると、いきなり前者の方法を取るのもいいと思う。

悩ましいのは、相手が仕事の上司など、付き合わざるを得ない立場にいる場合。
こうした場合は、(完璧でなくとも)後者の方法を取らないと自分が苦しくなってしまうと思うけど、相手にどこまで伝わってどこまで行動を変えてもらえるかわからないのが苦しいところ。
そもそも距離感をわきまえずに接してくる相手である時点で、言葉で伝えても伝わりきらない可能性が(経験上)高いような気がする。

「何を言われても受け流す(聞く耳を持たない)」という最終手段もあるが、これはできる人・できない人がいそうなのでなんとも言えない…
周囲の人に傷ついた体験を話すなどして傷を癒やしながら、なんとかその人と距離を取れるといいのだけど。。


視点②:人に踏み込み過ぎないための方法

逆に、人の絶対領域に足を踏み入れないためにはどうすればいいのだろう。

現実の場面でも、仕事上の関係などで相手に踏み込んだ言葉をかけなければいけないときは非常に難しい。

 

マインドセット寄りの話になってしまうけど、僕は

・まだよく知らない相手に対しては、基本的には相手からの自己開示を待つこと。相手を知ろうとする動き(踏み込んだ質問など)は、相手の不快感を感じ取ったら引っ込めること。

・付き合いのある相手に対しては、他人の心情や考え方・価値観を想像するものの、どこまでいっても100%想像しきることはできないと限界をわきまえること(相手を理解していると傲慢になる程、決めつけで的外れかつ相手を傷つけることを言いかねない)

・踏み込んだ言葉をかけなければいけないときも、相手が傷つかないよう、言葉のチョイスや言い回し、タイミングに最大限配慮する

の3点に尽きると思う。

 

それでも相手が傷ついてしまうこともあるだろうけど、そんなときこそ相手に真摯に向き合いきって、その後同じことを繰り返さないようにしたい。

 

まとめ

「適切な距離感」の観点でいうと、傷つくのはいつだって繊細な心を持った人だと思うし、その点は非常に理不尽だと思う。
でも他人の気持ちに鈍感な人は、傷つきにくい分、知らないうちに誰かを傷つけているかもしれない。

そう考えると、ときに傷つきやすさにつながる繊細な心は、「他人の気持ちがわかる」という強みとして現れるときがあることは、忘れずにいたい。

「適切な距離感」という一側面を切り取ってもそこには色々なタイプの人がいる。
その多様さを受け入れ、一つ一つの多様性を尊重しながら、自分と相手にとってベストな距離感で関係性を作れると素敵だなと思う。

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