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不安に振り回されず、自由に生きる。3度の休職を経験した筆者が考える、心の自由を手に入れ、幸せな人生を歩むための、考え方と行動のヒント集。

働くフィールドは違えど、「ベースとなる価値観」の重要性は変わらない ーサッカー元日本代表、岩政大樹選手ー

過去のエントリーで、「ベースとなる価値観」を作ることの重要性を書きました。

yudaism.hatenablog.com


このブログの根幹をなす非常に重要な考え方なのですが、昨日「まさに同じことを言っている!」と思えるサッカー選手の記事があったので共有します。

その選手とは、元サッカー日本代表岩政大樹選手です。

岩政選手は身長187cmの大型DFとして2004年から10年間J1鹿島アントラーズの主力として活躍し、2014年にタイリーグ、2015年から昨年までJ2ファジアーノ岡山でプレーしました。

ファジアーノ岡山ではキャプテンとしてチームを牽引し、チームを初の昇格プレーオフまで導きます。
その活躍が評価され、クラブ、サポーターから残留要請を受けたにもかかわらず本人は退団を決意。
まだJ1、J2で活躍する力がありながら、2017年は5部の社会人リーグへの移籍を決めました。
その決断の経緯、岩政選手の「ベースとなる価値観」が書かれているのがこちらの記事です。

zasshi.news.yahoo.co.jp


■岩政選手の「ベースとなる価値観」

 記事よると、岩政選手は、サッカー選手として以下の価値観の元にチーム選びをしてきたそうです。

①「自分」が輝くことよりも「チーム」や「チームメイト」を一番に置く。それによって、結果「自分」も一番輝く。
※普通は「自分」が輝くことを一番に置いた上で、次に「チーム」が来る
②移籍するとしても、自分が過去に所属していたチームとは対戦したくない。
③大切なのは、「人と人」、「信じること」、「共有すること」。

私なりに一つずつ解説を加えてみたいと思います。

①「自分」が輝くことよりも「チーム」や「チームメイト」を一番に置く。

これは独特の考え方ですよね。
競争の激しいサッカー界で、誰もが生き残るために「自分」の活躍を最優先にする中、岩政選手は逆の価値観を持っています。
移籍に関しても同じ価値観に基づいて選択していることが、以下の文章からわかります。

  J1でプレーできなくなったらJ2、J2でできなくなったらJ3やタイリーグ、それでもダメなら引退。そうした選択をしていくと、いつも「自分」のことに目が行きがちになります。「自分」に基準を置いて、「自分」がどこにいるかが選択の理由になります。

  しかし、「チーム」や「チームメイト」に基準を置いていると、違うものが見えてきます。「このチーム(チームメイト)をどうしたいか」に始まり、そのために「自分は何をすべきか」が見えてきて、そこから「自分をどこに置くべきか」が出てきます。

競争の激しい世界だからこそ、普通は「自分」の活躍を最優先にしちゃいそうですけどね…。
きっと岩政選手は、「自分」という個人レベルではなく「チーム」という組織レベルの高い視座から物事を考えられる稀有な存在だったと思います。
だからこそキャプテンを任されていたのかもしれません。

②移籍するとしても、自分が過去に所属していたチームとは対戦したくない。

これは、①の「チーム」、「チームメイト」を第一に置く岩政選手ならではの考えといえます。(①の価値観を一段具体化した考え方ですね)

普通の選手ならクラブに在籍している間に限って「チーム」、「チームメイト」のことを思いやりそうなものですが、岩政選手はクラブを去ることになってもなお、その気持ちが変わらないのです。

 4日からの約1週間は、僕の人生で最も多くの涙を流した1週間となりました。
 このクラブをJ1に上げたいという夢を叶えることができず泣き、クラブを離れることが決まり泣き、家族を前にして泣き、サポーターの皆さんの温かい言葉に泣き、そしてたくさんのチームメイトのメールに泣きました。

 だから、やっぱり僕は自分が所属したチームとは対戦したくないのです。チームメイトたちが「対戦したくないから、J2には行かないでくださいね。」と言ってくれた言葉に、今回もその気持ちを確認しました。

 だからこそ、これまで在籍したチームはすべて異なるリーグに所属しているんですね。(J1、タイプレミアリーグ、J2)

③大切なのは、「人と人」、「信じること」、「共有すること」。

この記事の最後で、岩政選手は自分の人生で一番大切なものを説いています。
それは、普通の価値観(待遇重視など)とは一線を隠すものです。

しかし、多くの人が“損をした”と思うかもしれない決断も、岩政選手の価値観に基づけば幸福を最大化する選択になっているのがポイントでしょう。

 いちサッカー選手としては損をしてきたところもあると思います。今回の岡山の退団も、違う生き方を選んでいれば、違う形になったのかもしれません。

 しかし、今になってようやく、僕は随分得をしたと思えるようになりました。「人と人」、「信じること」、「共有すること」。そうした「響くもの」に目が行くようになり、お金では変えられないものを手に入れられたと思うからです。

 ただ、サッカー選手と言えどもただ1人の人間です。自分の人生しか歩けません。自分の選択に後悔に似た感情を抱く瞬間も当然ありますが、大事にすべきなのは「自分のスタイルや生き方をどこに置くか」だけなのだろうと思います。"普通"や"当たり前"を周りとあわせる必要はなく、自分の生き方を見失うことがなければいいのです。

 
■まとめ

今回紹介した岩政選手の「ベースとなる価値観」は、正解・不正解のある話ではありません。
良いと思うのも、間違っていると思うのも個人の自由でしょう。

ただ少なくとも言えることは、
・一般的な考えと逆行する価値観であるほど、価値観と行動を一致させるのは難しい
・それができる岩政選手は強固な信念の持ち主であり、その生き様には私達が学べるものがたくさんある
ということです。

岩政選手は、自分の「ベースとなる価値観」に沿って生きることを選択した結果、
きっと様々な批判にさらされていると思います。
「J1、J2で活躍してまだまだ高い年俸をもらえるのにバカだ」
「J1昇格が叶わなかったからといってファジアーノ岡山を退団するなんて無責任だ」
など、外野からの批判は様々あるでしょう。

ですが人生、最終的には“自分自身が”幸せになることより大切なものはありません。

今回の岩政選手の決断を通して、「人生で何を一番に大切にすれば自分は幸せを感じるのか」を突き詰めて「ベースとなる価値観」を作ることが、自分の幸せにつながることを改めて感じました。

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