ココロを自由にするブログ ~自信を育て、しなやかな自分を創る~

不安に振り回されず、自由に生きる。二度の休職を経験した筆者が考える、心の自由を手に入れ、幸せな人生を歩むための、考え方と行動のヒント集。

人を信頼する・しないの判断基準について考えてみた

個人的なエピソードですが、以前こんなことがありました。

仕事の同僚で、付き合い始めた当初はとても優しく「素晴らしい人だな」と思っていた人が、付き合いが長くなるにつれて自分への態度を変えたのです。
次第に傲慢で自己中心的になっていくその人を見て、最後はその人は「外面(そとづら)だけがよく、内面(うちづら)が悪い人」だとわかりました。
一定以上の距離に近づくと内面(うちづら)の悪さが出るので、家族はかなり苦労していたようです。
途中で「この人は信頼できない」と思った私は、徐々に距離を置くことを決めました。

付き合い始めは誰しも良い面ばかりを見せるもの。
ですが付き合っていくうちに「信頼できない」と気づくのでは、プライベートはまだしも仕事上では死活問題です。
特に社外の取引先選定に関しては、相手が信頼できる人でなければ自社の損失にダイレクトにつながります。
信頼できない人間性を持っている人は、早期に見抜いて付き合わないのが賢明です。

ではどのように「信頼できるか・できないか」を見抜けばよいのか。
今日は自分なりの考えを書いてみたいと思います。


■私が「信頼できる・できない」の判断基準にしているのは5つ

仕事で関わる相手について、私が見ているのは以下の5つです。
・言行一致
・公私をきっちり区別している
・自分にとって都合の悪い意見にほど、真剣に耳を傾ける
・人によって態度を変えない
・虚勢を張らない
一つずつ、選定の理由を説明していきます。

①言行一致
一つ目は、言動と行動が一致していることです。
言動だけ立派で行動が伴わないのは、仕事において致命的です。
「伝えたことを実行してくれない」では、安心して仕事を任せることができません。
できることのみをできると言い、できないことは潔くできないと言う誠実さは、まさに信頼につながるポイントです。

②公私をきっちり区別している
少し意外かもしれませんが、公私をきっちり区別していることも重要です。
これを重視する理由は、公私が区別できない人は「自分の利益を少しでも多く取ろう」「自分の利益を守ろう」という意識が強いと考えられるからです。その意識が強いと、重要な決断の場面で独善的な判断をする可能性があると考えています。

私がこの基準を設けている理由は、オリンパス元社長のマイケル・ウッドフォード氏がまさにこの基準で人を判断していたからです。
ウッドフォード氏の告発本『解任』によると、同氏がこの基準に照らして最後まで信頼を置けなかった会長の菊川氏は、結局同社の粉飾決算の首謀者として逮捕・起訴されています。

③人によって態度を変えない
相手の所属や社会的地位、職業、富、名声などに関係なく、すべての人に同じ態度で接することも非常に重要です。
えこひいきは論外。下に厳しく上に媚びるのももってのほかです。
相手の社会的地位などによって態度を変える人が信頼されないのは想像に難くありません。

誰に対しても公明正大で、嘘をつかず、本心を話す。
基本的なことですが、それによって初めて本当のコミュニケーションが成立するのだと思います。

④自分にとって都合の悪い意見にほど、真剣に耳を傾ける
特に企業の経営に携わる人には、この資質は必須です。
企業の経営には、経営陣の人格や価値観が多大な影響を与えます。
正しい経営判断のためにはそれにふさわしい考え方・価値観を経営陣が持っていることが必須ですが、そのためには、時に自分自身に対する耳の痛い批判を真正面から受け止めなければいけません。

経営陣でなくとも、この資質を持っている人を私は尊敬します。
そういう人は、「自分の弱さを認め、さらけ出す強さ」と「意見してくれた相手を尊重する姿勢」の2つが兼ね備えられていると思うからです。
それを兼ね備えている人といない人で仕事の結果に違いが出ることは、容易に想像できますね。

⑤虚勢を張らない
自分の偉大さを誇張する人は、弱みを隠そうとしているものです。
誰しも他人に見られたくない弱みはある中で、あえて隠さずにさらけ出す強さを持っていることは大きなアドバンテージになるでしょう。

「自分の弱みを隠さない」ということは、ビジネス上のやり取りでも良い情報だけでなく悪い情報も誠実に伝えてくれる“可能性”(あくまで可能性です)を感じさせてくれます。
悪い情報を隠さずに伝えて、公正な情報のもとに判断をゆだねてくれる相手は信頼できますよね。

■まずは、自分なりの判断基準を作ることが大切

上記の5項目はあくまで私の考えであって、「何をもって人を信頼できるか・できないかを判断すべきか」という問いに答えはありません。

ですが、自分なりの答えは持っておくべきだと思います。
いざ「相手を信頼するかどうか」を判断しなければいけない場面が訪れたときに、その場で考えるのでは遅いからです。

自分なりの答えは“暫定的な、今現在の自分の考え”でいいと思います。
完璧な判断基準を求める必要はありません。
その基準で人を判断して、後々失敗すれば、そのときまた基準を微調整すればいいからです。

この問いには人の数だけ答えがあります。
その答えすべてに適う自分を作り、「誰からも信頼される人になる」のは正直難しいと思います。
ですが、せめて自分の答え(自分なりの「他人を信頼する・しない」の判断基準)には、自分自身が応えられるようになりたいところですよね。
私自身も、先にあげた5つの基準を満たせるくらい、自分を磨いていきたいと思います。

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